Staff

先輩社員の紹介

現場での経験を、
大きな成長に
つなげて

図面を読み、現場を見て、自分で考えて動く。
そんな日々を支えてくれたのは、そばにいた先輩たちでした。
経験を重ね、今では後輩に声をかける立場に。
現場で育ち、仲間とともに歩んできた、そんな先輩たちの姿を紹介します。

宮本 直也

工事部

宮本 直也さん /2023年入社

年齢を重ねても、学ぶことをやめなければ成長できる

入社のきっかけと、現在の仕事内容を教えてください。
もともと建材の販売に関わる仕事をしており、その縁で今の職場に入りました。現在は施工管理の補佐的な立場で、材料の手配や現場対応など、できることから一つずつ担っています。
この仕事を始めて感じた難しさは?
現場では「こうすれば正解」という決まりが少ないので、毎回違う判断が求められます。経験が浅いうちは戸惑うことも多いですが、周囲の人のやり方を見たり、話を聞いたりしながら、自分なりの感覚をつかんでいるところです。
宮本さんが仕事を通じて大切にしている姿勢は?
年齢を言い訳にせず、できるだけ素直に学ぶことです。若い頃のように吸収は早くないかもしれませんが、聞いてみる、試してみることを繰り返して、自分の幅を広げたいと思っています。

求職者へのメッセージ

やってみようと思える人に、現場は応えてくれます

年齢や経験は関係ありません。 「今から覚えていきたい」と思える気持ちがあれば、誰だってスタートを切れます。無理に背伸びせず、まずは自分ができることを、見つけるところから始めてみてください。

村本 寧

工事部

村本 寧さん /2015年入社

対等に、率直に話せる関係が、現場を動かす力になる

この仕事で大切にしていることは?
とにかくよく話すことです。職人さんともお客様とも、関わる人全員とちゃんと話す。普段から話せる関係をつくっておくことで、いざというときにも安心して動けます。 何でも話せる関係でいられるように、日ごろから意識しています。
建築業界未経験からスタートして、難しかったことは?
正直、今でも難しいです。現場では毎回イレギュラーなことが起きるので、完璧に準備していても思い通りには進みません。でも、それも含めて面白さなのかもしれないと思っています。
村本さんが大切にしているスタンスは?
職人さんに何かをお願いするときは、きちんと責任を持って伝えるのが自分の役目だと思っています。一方的な指ではなく、どうしたら現場がうまく進むかを一緒に考えるような関わり方を大切にしています。

求職者へのメッセージ

対等な会話ができる人は、現場でも信頼されます

建築の知識や経験がなくても、まずは相手の話をちゃんと聞いて、自分の考えを伝えることが信頼への第一歩です。その繰り返しで、現場での信頼は少しずつ築かれていきます。最初は話すことから、はじめてみてください。

松尾 宏司

工事部

松尾 宏司さん /2015年入社

人と人とのつながりが、現場を動かす原動力になる

施工管理の仕事に就いたきっかけは?
前職では店舗管理や商品管理などをしていましたが、業務がルーチンワークになってしまい、変化のある仕事に就きたいと思ったのが転職の理由です。建築の世界は初めてでしたが、現場ごとに状況が違い、毎回新しい経験ができる今の仕事に面白さを感じています。
現場で意識していることは何ですか?
人と人とのやり取りです。元請けさんとの打ち合わせ、他業者さんとの段取り、職人さんとの連携——すべては「伝え合い、わかり合うこと」が前提になります。現場をうまく回すためにも、普段からの信頼関係を大切にしています。
建築業界で10年働いてきて、自分自身が変わったと感じることはありますか?
建築業界のしくみや、他業種との関係性が見えてくるようになりました。最初はわからないことばかりでしたが、少しずつ全体を俯瞰して見られるようになったと思います。だからこそ、今は「次に何が必要か」をより早く判断できるようになったと感じています。

求職者へのメッセージ

人との関係を大切にする力が、現場を強くする

施工管理は、建物だけでなく人との関係も組み立てていく仕事です。誰と、どう関わりながら現場を動かしていくか——その意識を持てば、きっと自分の強みが見えてきます。

吉田 正治

工事部

吉田 正治さん /1989年入社

安全と信頼を守るのが、現場を任される人間の務め

いま担当されている業務を教えてください。
屋根・外壁・樋などの板金工事に関する現場管理全般です。自社職人を含め、作業が安全かつ計画通りに進むよう、現場での確認や指示、調整を行っています。
現場をスムーズに進めるために心がけていることは?
職人さんとの信頼関係です。「わかってくれているだろう」ではなく、言うべきことはしっかり伝える。現場の親方にもはっきりと伝えることで、結果的に現場全体の質と安全が守られると考えています。
この仕事をしていて、やっていて良かったと思う瞬間は?
現場が無事に終わり、建物が完成したときです。自分の家族や知人に「この現場を担当した」と胸を張って言える、そんな誇れる仕事を続けられていることが、何よりのやりがいです。

求職者へのメッセージ

積み重ねてきた信頼が、力になる

最初からすべてできる人はいません。大切なのは、目の前の仕事にしっかりと責任を持つことです。一つひとつ積み重ねるうちに、周囲から信頼される力が身についていきます。

仁志 賢二

工事部 部長

仁志 賢二さん /1998年入社

“伝える力”こそが、現場を動かす力

この仕事のどんなところに面白さを感じますか?
現場ごとに条件や納まりが違うので、その都度「どうしたら一番よいか」を考えながら動く必要があります。その分、自分が意図した通りに現場がスムーズに動いたときには、大きな達成感があります。
仕事で心掛けている“小さなこだわり”はありますか?
伝えるときには、必ず「わかりやすく」を意識しています。現場にはさまざまな立場の方がいるので、自分だけが理解していても意味がありません。言葉を噛み砕き、どう伝えるかにまで気を配るようにしています。
若手や後輩に伝えたいことは?
失敗を恐れず、遠慮せず、疑問はどんどん声に出してほしいです。「聞く・伝える・話す」というシンプルなことが、いちばんの力になると思います。それを丁寧に積み重ねていける人は、必ず伸びていけると感じています。

求職者へのメッセージ

現場にまっすぐ向き合う時間が、力になる

現場を知り、考え、動く。その積み重ねが、今の自分をつくってきました。特別なスキルがなくても、一つひとつに誠実に向き合えば、自然と“できること”は増えていくと思います。

Talk

先輩たちの本音トーク

変化の中で、見えてきた自分の強み

現場を動かす力の正体ーー施工管理者が語る、伝える力と現場の信頼づくり

宮本 直也さん / 2023年入社

工事部

村本 寧さん / 2015年入社

工事部

松尾 宏司さん / 2015年入社

工事部

吉田 正治さん / 1989年入社

工事部

仁志 賢二さん / 1998年入社

工事部 部長

現場では「伝えたつもり」が一番怖い

現場を動かすうえで、施工管理として最も大切にしていることは何でしょうか?

仁志

一番大事なのは、伝える力じゃないかなと思います。現場って本当にいろんな人が動いているので、誰に・何を・どう伝えるかで、全体の流れがまったく変わってくる。たとえばお客様からの指示を、そのまま職人さんに伝えてもうまくいかないことって、よくあるんですよね。

松尾

それはありますね。建設会社の担当者が言っていることと、職人さんに必要な情報って微妙に違うんですよね。伝え方を一つ間違えると、「そんな話聞いてないよ」ってことにもなりかねない。だから私も、内容を一回自分の中で咀嚼してから伝えるようにしています。

仁志

“噛み砕く”っていうのがすごく大事になりますよね。現場って基本的に忙しいし、みんな作業に集中してるからこそ、「言葉にしないと伝わらない」ことがあるんです。言わなくても察してくれるかな、じゃなくて、ちゃんと一歩踏み込んで話すようにしています。

一人ひとりに合わせて、伝え方を変えていく

吉田

私はもう36年この仕事をしていますが、伝えたつもりで伝わってないことは、未だにあります。だから誰にでも同じように話すのではなく、その人に合わせて言い方を変えるようにはしています。

松尾

はっきり言ってくれた方がありがたいですよね。現場って変に遠慮されると逆に困るというか。「ここはこうしてください」って、きちんと言ってもらった方が動きやすいですし。

仁志

たしかに。遠慮して伝えなかったことで、あとからやり直しになったりする方が、結果的に相手に迷惑かかっちゃうんですよね。

「伝える」と「考える」はセットになっている

松尾

私がこの仕事をやっていて思うのは、伝えるって、結局“考える”ことなんだなって。誰に何をどう伝えるかを考えるってことは、つまり「自分は何を理解してるのか」を整理する作業なんですよね。

仁志

そう、それはあります。自分の中で図面も仕様も理解できてないと、伝えようにも伝えられない。段取りを組むときも、人に説明するときも、頭の中ではいつも「これでちゃんと伝わるか?」って考えてます。

松尾

伝える力がついてくると、自然と現場の見え方も変わってくる気がしますね。

伝えることで、自分の言葉になる

吉田

最初は誰でも、言われたことをそのまま伝えるのが精一杯だと思うんですよ。でも、だんだん経験積んでくると、「こう伝えた方が伝わるな」とか、「これ、相手にはまだ早いな」とか、見えてくるようになる。

仁志

そうですね。「自分の言葉にして話す」っていう感覚は、やっぱり伝えながら身につけていくものかなと思います。

松尾

伝えることってただの作業じゃなくて、相手との信頼をつくる行為でもありますからね。伝わったときに「あ、そういうことか」っていう反応が返ってくると、ちゃんとつながったなって思います。

“最初からできる人”なんていない

新人だった頃の自分に、今の自分から何を伝えたいですか?

村本

最初の頃って、何がわかっていないのかもわかっていなかったですね。毎日が手探りで、目の前のことで精一杯。でも、聞いてみる、やってみることを繰り返すうちに、少しずつ感覚がつかめてきたように思います。

宮本

私もそうですね。この業界は初めてでしたし、年齢も上だったので、なおさら「これでいいのかな」って迷うことは多かったです。でも、素直にわからないって言えば、ちゃんと誰かが教えてくれる。だから、変に背伸びしない方がいいんですよね。

村本

年齢とか立場とか、関係ないですよね。現場は“ちゃんと聞ける人”が一番強いと思います。

経験がなくても、誠実さは伝わる

宮本

若い人でも、ベテランでも、やっぱり“誠実に動く人”って現場では信頼されますよね。細かい知識がなくても、「この人なら大丈夫そう」って思ってもらえる。私自身、それに何度も助けられてきました。

村本

ベトナムの実習生もいますが、言葉が通じにくい相手でも、一生懸命伝えようとすれば伝わります。職人さんはそういうところよく見てるし、ちゃんと応えてくれるから。

失敗は、気づきと信頼のきっかけになる

仁志

誰でも最初は失敗するんですよ。むしろ、失敗して初めて「これはやったらダメなんだ」って身に沁みることもある。でも、それを責めたりはしません。大事なのは、そこからどう立て直すか。

宮本

あと、現場って“完璧に段取りしてもうまくいかない”ことばっかりじゃないですか。だから、思った通りにいかなかったときに、自分がどう動けるかが大事なんですよね。

村本

正解が一つじゃないからこそ、自分で考えて、周りと話しながら答えを見つけていくっていうか。そこに面白さもあると思います。

“まっすぐ向き合う”ことで、現場は応えてくれる

仁志

現場って、やっぱりごまかしがきかないんですよね。見てる人は見てるし、手を抜いたらちゃんと結果に出る。だからこそ、誠実に、まっすぐ向き合うことが一番大事だと思います。

松尾

最初は覚えることも多いし、うまくいかないこともあると思います。でも、少しずつできることが増えて、「任される側」から「任せられる側」になっていく。その実感が持てるようになると、現場の景色も変わってきますよ。

村本

だから、まずは「ちゃんとやってみよう」って気持ちだけで十分。ちゃんと見てくれてる人はいますから。

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働き方や自分の未来を、じっくり描ける時間になるはずです。

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