Product
商品紹介
システム建築
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システム建築
高耐久・短工期。
部材を規格化した一貫型建築システム
システム建築は、工場や倉庫といった大規模施設に適した建築手法です。
建物を構成する各部材や、設計・施工の工程を標準化・規格化することで、
高品質・短工期・低コストを実現。用途や規模に応じて、
最適な寸法・形状のパーツを組み合わせることで、
無駄のない計画と柔軟な対応を可能にしました。
さらに構造から設計、製造、施工までを一貫して管理することで、
効率的かつ信頼性の高い建築を実現しています。
Feature
特徴
標準化された5つの工程が、
品質・スピード・コストの柱に
システム建築の本質は、設計から製作、施工に至るまでの流れを“しくみ化”することにあります。
すべての工程を標準化することで、無理なく・無駄なく・安定した建築品質を確保できる点が最大の特徴です。

01営業段階
標準プランやカタログを活用した提案が可能。あらかじめ設計・見積をパターン化しておくことで、打ち合わせ初期から具体的な検討に入ることができます。

02設計段階
蓄積されたデータベースと標準化された設計手法により、合理的でコストパフォーマンスの高い設計を実現。作成された設計情報は、積算・施工・製作図に自動展開されます。

03工場製作段階
CAD/CAMと連携し、設計情報に基づく部材を専用工場で一貫生産。高精度・高品質な部材を、現場の工程や納期に合わせて柔軟に出荷できます。

04施工段階
現場作業の省力化・省人化を前提とした工法で、高品質かつ短工期を両立。人手不足や天候リスクといった課題にも対応できる、合理的な施工体制を備えています。

05情報ネットワークの活用
設計から施工までの全プロセスを一元化し、各工程をデータ連携。情報の共有と精度管理により、スムーズかつ確実な建築生産を支えます。
その結果として、システム建築は、
- 01 品質の安定
- 02 工期の短縮
- 03 コストダウン
を可能とします。
システム化のステップ
Step1
用途・構造を明確にし、設計の前提を整える
まずは工場・倉庫など用途を明確にし、建物の種別や構造形式(スパン・高さ・積載荷重など)を整理。設計に入る前段階として、建築条件を正しく把握します。
Step2
仕様を標準化し、合理的な設計に置き換える
建築空間を構成する単位や部材のバリエーションをパターン化。各種標準図や標準仕様書に基づき、合理性とコストバランスの取れた設計を行います。
Step3
一貫したプロセスで建築生産を効率化
設計情報と標準化された部材をもとに、工場製作から現場施工までを一貫して進行。各工程がスムーズにつながることで、短工期・高品質な建築が可能になります。
Flow
施工の流れ
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1
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ご相談・ヒアリング
まずは用途・規模・ご予算・スケジュールなどをお聞きし、条件に合った計画を検討します。
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2
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プランニング・概算見積
標準化された構法をもとに、スピーディにプランを作成。同時に概算見積を提示しますので、初期段階から具体的なご検討が可能です。
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3
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設計・製作図作成
ご要望を反映しながら、建物の設計と必要な製作図を作成。施工に向けた詳細な打合せもこの段階で行います。
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4
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製作・施工
専用工場にて部材を製作し、現場に搬入。安全・高品質を第一に、計画通りのスケジュールで施工を進めます。
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5
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検査・お引き渡し
完成後は社内外の検査を実施。問題がなければお引き渡しとなり、必要に応じてアフターサポートも承ります。
Voice
お客様の声
豊富な標準プランで、
打ち合わせをスムーズに
製造工場の新築工事|岡山県/建設会社様
初期段階から標準プランをベースに打合せができ、設計〜施工までの流れが非常にスムーズでした。社内稟議にも通しやすく、全体スケジュールの見通しが立てやすかったのも助かりました。
柔軟な現場対応で、短納期を実現
物流倉庫の新築工事|広島県/ゼネコンご担当者様
工期に制約のあるプロジェクトでしたが、工場製作と現場施工の連携が取れていて、無理なく短工期を実現できました。現場対応も柔軟で、安心してお任せできました。
しっかりした標準化構法で、
初めての導入でも安心
商業施設の屋上設備棟工事|兵庫県/設計施工一括請負企業様
初めてのシステム建築導入で不安もありましたが、標準化された構法と図面の分かりやすさで社内調整がしやすく、現場でも問題なく収まりました。仕上がりにも満足しています。
FAQ
よくあるQ&A
Q.システム建築はどんな建物に適していますか?
主に工場・倉庫・物流センターなど、大スパンや単純形状を持つ建物に適しています。特に「短工期・コスト重視・大空間確保」が求められる建築計画で多く採用されています。
Q.自由な設計変更はできますか?
標準化された構法がベースですが、部材寸法や部材配置を調整することで柔軟な設計が可能です。初期段階から標準図や設計サポートをご利用いただくと、効率よくプランを進められます。
Q.公共施設でも採用できますか?
建物用途や構造条件によっては採用可能です。発注者側の技術審査や仕様要件との整合を図る必要がありますので、計画初期からのご相談をおすすめします。
Q.システム建築と一般的な鉄骨造の違いは?
大きな違いは、構法・部材・施工の標準化にあります。部材の一貫製作やCAD/CAM連携によって精度とスピードを確保し、現場施工も短期間で完了できるのが特徴です。
Q.部材だけの供給は可能ですか?
現在は基本的に設計・製作・施工を一貫でご提供しております。一部のみの対応をご希望の場合は、案件内容を伺った上でご相談させていただきます。

