SDGs
SDGsへの取り組み
現場から社会へ
環境にも、人にも、誠実な施工を
建設業は社会に不可欠なインフラを支える一方で、
資源消費や労働環境といった課題とも向き合う産業です。
山田工業では、「日々の施工や現場づくりそのものが、
環境への配慮や人の安心に直結する」という考えのもと、省エネ施工、
廃材削減、安全な労働環境の整備など、
実務に根ざしたSDGsへの取り組みを進めています。
私たちの主力事業である屋根・外壁の工事は、
断熱性や遮熱性を高めることで、
建物全体の省エネ性を向上させるもの。
これらの技術は、お客様の施設をより快適にするだけでなく、
CO₂排出量の削減やエネルギーコストの抑制といった、
社会全体の課題解決にもつながっています。
環境に貢献できる施工とは何か。
安心して働ける現場とはどんな姿か。
私たちは現場の一つひとつに、
その問いの答えを込めて取り組んでいます。


SDGs
私たちのSDGsへの取り組み

01
断熱・遮熱施工が支える、
省エネで快適な建物づくり
建物の断熱性・遮熱性を高めることは、CO₂の排出削減やエネルギーコストの抑制に直結します。
山田工業では、先進的な外装工法を積極的に導入。屋根・壁・床の外皮性能を高め、空調負荷を大幅に低減する工事を手がけています。こうした技術は、施設そのもののSDGs体質を強化する手段でもあり、施工を通じてお客様の省エネ化やカーボン削減にも貢献しています。

02
解体しない屋根改修で、
廃材ゼロをめざす
屋根改修における提案のひとつとして、既存屋根材を撤去せず、その上から新たな屋根材をかぶせるカバー工法があります。
建物の構造や屋根の状態に応じて適用されるこの工法は、廃材の発生を抑えるだけでなく、遮熱・断熱性能の付加や、居ながら施工も可能といったメリットがあります。
解体をともなわない施工によって、現場の負担と環境への影響を最小限に。山田工業では、機能性と環境性の両立をめざした多様な改修提案を行っています。

03
安全と働きやすさが、
品質をつくる
現場での安全は、施工品質の土台であり、職人のやりがいにも直結します。
山田工業では、こまめな安全教育を通じてリスク感度を高め、災害や事故の未然防止に取り組んでいます。
夏場の熱中症対策としては、空調服や冷却ベストにとどまらず、効果が見込まれる対策グッズを毎年アップデートし、協力会社の職人にも支給しています。作業動線や休憩環境の整備にも力を入れており、「無理をしない・させない」現場づくりを通じて、すべての施工において高い安全性と品質を支えています。
こうした取り組み全体を、
山田工業では数値化し、社会に発信しています。
Action
社会に示す、
私たちのSDGsアクション
ちゅうぎんサステナビリティ・リンク・ローン
山田工業では、断熱・遮熱施工や廃材削減、安全な現場づくりといった
SDGsに通じる取り組みを社会的に可視化し、責任ある行動として示すため、
中国銀行が提供する「ちゅうぎんサステナビリティ・リンク・ローン」の仕組みを導入しています。
この制度では、企業がSDGsに関する数値目標(SPTs)を自ら設定し、
その達成度合いに応じて金利が変動。
山田工業では、遮熱・断熱工法によるCO₂排出削減率を毎年数値化し、
2023年比で最大62.5%の削減を目標としています。
施工そのものが、社会課題の解決につながっていることを数値で示す──
信頼される技術と誠実な取り組みを通じて、サステナブルな社会づくりに貢献していきます。


ともに学び、ともに挑む。
未来につながる“施工”を追求する。
山田工業は、「ちきゅうにやさしい施工研究会LLP」に加盟し、全国の志ある
施工会社とともに、環境配慮型の建材や工法の研究・共有に取り組んでいます。
年2回の全国総会では、最新の工法や省エネ技術に関する情報交換が行われ、
山田工業も参加企業のひとつとして、意見交換や知見共有を重ねてきました。
山田工業が取り組む 7つの重要課題
SDGsの目標に即した、山田工業の具体的な取り組みをご紹介します。

- ・健康診断の実施
- ・熱中症対策

- ・月1回の安全教育
- ・資格取得の全面サポート
- ・職人育成機関との連携

- ・柔軟な働き方の推進
- ・再雇用制度

- ・遮熱・断熱技術の導入促進
- ・3D設計による施工計画

- ・外国人実習生の受け入れと育成

- ・災害時の仮設対応システム
- ・ドローンによる被災調査体制の構築

- ・LED・省エネ照明の導入
- ・廃材のリサイクル回収



FAQ
よくあるQ&A
Q.カバー工法はすべての屋根に適用できますか?
すべての屋根に適用できるわけではありません。既存屋根の劣化状況や構造、断熱性能の必要性などを現地で確認し、最適な工法をご提案しています。
Q.遮熱材や断熱パネルはどの程度効果がありますか?
建物の構造や使用環境により異なりますが、空調使用日数を50%以上削減できた事例もあります。施工前に効果予測や仕様提案も行っていますので、お気軽にご相談ください。
Q.現場での安全対策はどこまで対応してもらえますか?
自社社員はもちろん、協力会社を含むすべての作業者に対して、安全装備や熱中症対策の支給・教育を徹底しています。現場のリスクに応じて必要な対策を都度更新しています。

