11月某日ベトナム研修にて、この日はホーチミンから車で約3時間かけて、チョンさんの地元・ビンロンを訪れました。
移動中、車窓から見える道は日本とは異なり、デコボコした道が続き、地域の生活感を感じられる景色が広がっていました。
周囲には緑が多く、ココナッツやドリアンなど、豊かな果物が実る畑が広がっていました。
のどかで穏やかな雰囲気が印象的でした。


チョンさんのご家族に迎えていただきました
チョンさんのご自宅は、広い畑や果樹が広がる自然豊かな場所にありました。
到着すると、ご家族の皆さんがあたたかく迎えてくださり、初めて訪れる場所にもかかわらず、懐かしさを感じるような雰囲気でした。
昼食には、チョンさんのご家族が家庭料理をたくさん準備してくださり、テーブルいっぱいに料理が並びました。
海老や鶏料理、野菜など、どれも美味しく、地元の食文化に触れられる貴重な時間でした。
初めての訪問で緊張していた私たちでしたが、チョンさんのご家族は笑顔で歓迎してくださり、すぐに安心することができました。



チョンさんとご家族の話を聞いて
近年、ベトナム国内では日本よりも他国のほうが働きやすい、と考える若い人材も増えていると聞きます。
そんな中で、日本を選び、日本での就労を希望してくれる実習生を迎える私たち自身が、「働きやすい」「日本を選んでよかった」と思ってもらえる環境づくりを大切にしなければならない と改めて感じました。
言語や生活習慣の違いから、時には日本語が話しづらくなったり、コミュニケーションが悪循環に陥ることもあります。
だからこそ、こちらから積極的に声をかけ、安心できる環境をつくることが何より重要だと思います。
訪問を終えて
今回の訪問は、実習生がどんな環境で育ち、どんな思いで日本に来ているのかを改めて知る貴重な機会となりました。
またチョンさんのご家族と直接話をして、実習生本人とのコミュニケーションだけでなく、ご家族とのつながりを深めることも、双方の安心感につながると感じました。
言葉が通じない不便さを身を持って体験し、いかに厳しいかを実感できたことも貴重な経験となりました。
これからもできる限り寄り添い、安心して働ける環境をつくっていきたいと思います。
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山田工業は、昭和9年の創業以来、
屋根・外壁・雨樋など建物の外装工事を手がけています。
一枚の板金に、技と心を込めて。
見た目の仕上がりだけでなく、性能と耐久性にこだわり、
お客様の建物を“長く守る仕事”を続けています。
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